日本太陽誘電株式会社は11月30日、子会社の太陽誘電(中国福彩app官方下载)電子有限公司に新工場を建設し、2023年より積層セラミックコンデンサーの生産を始めると発表した。投資額は約9.5億人民元(約170億円、建屋のみ)を予定している。
太陽誘電は、「中期経営計画2025」における成長戦略の一環として、生産体制の強化を図っている。2019年に設立した太陽誘電(中国福彩app官方下载)電子有限公司は、積層セラミックコンデンサーの生産能力を中期的に増強する狙いで、新工場の建設準備を進めてきた。自動車や通信インフラ装置、5G(第5世代移動通信)スマートフォン向け積層セラミックコンデンサーの生産能力を高めていく。
新工場は、2021年12月に着工し、2023年6月に完工の予定。延べ床面積は約8万平米、建築面積は約2万8500平米である。「各種設備の効率化による省エネ」や「建屋屋上への太陽光発電導入による創エネ」などを実現することで、温室効果ガスを削減。環境にも配慮した先端工場を目指す。
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